2014年5月22日(木)~28日(水) 大隈講堂裏劇研アトリエ 【脚本・演出】畑田哲大 【出演】 鐵祐貴/ 森川幸大/ 原井佑輔/ 小川夏鈴/ 薛朋花/ 佐伯浩行/ 岩瀬皓旭/ 納葉 人間の可笑しさと狂気に満ちた暗黒大浪漫サバイバルサスペンス 十年前、噴火により大きな被害を受けた小さな島があった。 そこに記憶喪失の男が流れ着く。男を発見した少女・ナツカを筆頭に、島民は男に興味を示す。ただ、島の青年・ハルキはこの男を自分の兄・ジンだと言い出す。 記憶の無いまま、島民達に「ハルキの兄だ」「島の英雄だ」と歓迎されるジン。 どうやらジンは十年前の噴火に際して、島の子どもを命からがら助け出した英雄だったようだ。島民達との交流の中で、新たな自分を見つけ出していくジン。しかし、島には昔から引き継がれていた忌まわしき因習があった。それは島の噴火の時に生贄を火口に差し出すという制度だった。そして、ジンが島にも馴染んできた頃に、噴火の兆候である地震が起き…。 【舞台美術】伊藤健太(黒猿) 【照明】伊藤孝(ART CORE) 【照明操作】岸田大地 【音響】志水れいこ 【音響操作】工藤尚輝 【舞台監督】水澤桃花 【演出助手】磯田浩一/東直輝 【衣装】小野環 【衣装補佐】藤本紗也香 【小道具】薛朋花 【宣伝美術】榎本拓也 【殺陣指導】保戸塚侑大(剣劇集団いろは) 【スチール】下田直樹 【記録映像】湯浅大我 【制作】鐵祐貴/小川夏鈴 【当日運営】青柳偉知子 【感想一部抜粋】 ・初めて観させて頂きましたが、とてもおもしろかったです!!僕たちは死なないために生きているのだと、あたりまえで、そして複雑なこの世の理をあらためて感じることができました。次回も楽しみにしています! ・「死にたいは生きてないと言えない」が心に残った。迫力があり観れて良かったと思う。 ・謎を解いてるようでとても面白かった。殺陣のシーンも迫力があって見ていて圧倒された。 ・凄かった。怖かった。完成度が高いなと驚きました。とても面白かったです。でもとても怖かったです。 ・笑いを交えながらも、とてもひきこまれました。一緒にニコニコしたり、ドキドキ、ハラハラしたり、悲しくなったり、出演者の人と感情を共有してる感じがして良かったです。狂気がすごかった。短時間で色々な感情を感じて疲れました。でも濃い2時間ありがとうございました。またぜひ来たいです。 ・序盤の面白い劇かと思いきや、だんだんとブラックな雰囲気になっていくところにセンスを感じました。最後、モブだと思っていた人物がうまくまとめたのには笑いました。 ・新人公演かと思いました。本当に失礼な感想だとは思いますが、クオリティが許されない次元だと。 ・シリアスな感じの中にも、コメディー感があり、面白かったです! ・前後半の雰囲気の差が良かったです!面白かった!今回はギャグ少なめでしたね。ストーリーが分かりやすくなってて良かったです。ラストは前回の方が好きでした! ・キャストの方々の演技を観ていて、映像・画像では感じることのできない演劇の良さを知ることができました。 ・パワフルだなぁ、とその一言でしょうか。前半の冗長さ、段取り感、会話感のなさ、とりあえず死ぬっていう洗練されてなさ、完璧とは正直思いません。感服というわけでもない。でも、生の良さ、怖さ、爽快感。やはり劇は良いです。そして、面白かったと思います。 ・こんな所で生きることの何たるかを考えるとは思いもしませんでした。ありがとうございました。